1.予防接種を受ける上での注意

 

@予防接種を受ける前に・・・

・原則として、身体の調子のよいときに受けましょう。

たとえ明らかな発熱がなくても、子どもの場合は、元気がない、機嫌が悪い、食欲がないなど、いつもと様子が違うならば、接種前にかかりつけ医に相談しておくのがよいでしょう。

・普段の状態をよく知っている人が、予防接種に連れて行きましょう。

もし、接種会場で体温が37℃を超えていた場合に、お子さんのその日の様子、昨日までの様子、それぞれの平熱などによっては、受けられる場合がありますが、普段の状態がわからない人が連れてきていると、判断が難しく、受けられないことがあります。

・前日は入浴して、皮膚を清潔に保ち、清潔な衣服を身につけましょう。

・母子健康手帳は必ず持っていきましょう。

母子健康手帳には、予防接種を記録するページがあります。お子さんは、何種類もの予防接種を、決められた期間の中で受けることになります。間違いなく予防接種を受けるために、必ず持っていき、記録してもらいましょう。

 

A予防接種を受けた後で・・・

・予防接種を受けた後、30分は接種会場で様子をみましょう。

接種後、急な副反応は30分以内にみられます。予防接種が済むと、すぐに帰宅される方がほとんどですが、接種後30分は接種会場で様子をみて、急な副反応が見られなければ帰宅する、というのが理想的です。

・予防接種を受けた後、1時間以上経っていれば、入浴は可能です。

ただし、接種部位をこすったりしない、熱いお風呂や長風呂はさける、などの注意が必要です。

・予防接種を受けた後、24時間は激しい運動は控えるようにしましょう。

予防接種を受けた後は、身体がだるくなる、疲れやすくなるなどの症状がみられることがあります。スイミングスクール、部活動、暑い屋外で遊ぶことなどは、接種後24時間は避けてください。